妊娠線の原因と予防方法。保湿以外に気を付ける3つのこと

ピンクのマタニティウエアを着た妊婦さん

記事内に広告を含みます

おなかが大きくなってくると、気になるのが妊娠線。

「いつからケアを始めればいいの?」
「妊娠線の予防方法は?」
「気を付けるポイントは?」

などをまとめました。

妊娠線の原因は?どうしてできるの?

妊娠することで、弾力性のない真皮や皮下組織の一部は急激に伸びます。

妊娠により、皮膚が伸びることのできる限界を超えて引っ張られるため、亀裂ができてしまいます。

その亀裂が、赤紫色の稲妻のような線となって胸やお腹などに現れます。

おなかだけでなく、

  • 太もも
  • 二の腕
  • おしり
  • バスト

などにも妊娠線ができることがあります。おしりや二の腕などは、意外と気にしない部分なのでこちらのケアもしっかり行いましょう。

妊娠線は産後も消えない?

産後時間の経過とともに色が薄くなり、次第に分かりにくくなりますが、一度出来てしまった妊娠線はなかなか消えません。

出来てしまった妊娠線を消すクリームもありますが、やはり妊娠線が出来る前にケアする方が楽だし効果的です。

妊娠線は乾燥が大敵!

妊娠線の予防には、1に保湿。2に保湿。とにかく「保湿」が大切です。

  • もともと乾燥肌の人
  • 空気が乾燥しがちな冬場

は、特に保湿ケアをしっかりしましょう。

保湿をすることで、肌に「柔軟性」が出ます。伸びやすくなるんですね。

「なんか皮膚が痒いな」って思った時は要注意!乾燥すると皮膚が痒くなります。妊娠線ができやすい状態かもしれません。

おなか以外の箇所でも「痒い」と感じたところは保湿を重点的に行いましょう。

保湿以外の妊娠線予防のポイント・気を付けること

妊娠線予防1.体重はゆっくり増やす

妊娠線は、お腹が大きくなるスピードに皮膚の伸びが付いていけず、皮膚に亀裂ができて妊娠線となります。なので、急激に太ったりすることも、妊娠線ができやすくなる要因に。

妊娠中に太りすぎると「妊娠中毒症」にもなりやすくなるので、大変ですが、体重管理もがんばりましょう!

妊娠線予防2.お風呂で血行をよくする

妊娠線は皮膚にできるので、皮膚のターンオーバーをよくすることも大切です。

シャワーよりも、ゆっくり湯舟に使って血行を良くしましょう。

それに、赤ちゃんが産まれると、ママは「お風呂でゆっくり~」なんていう時間も取れません(*_*)

今のうちに「一人でゆっくりお風呂タイム」を楽しみましょう。

そして、たっぷりお肌に水分がある状態で、すぐさま保湿!保湿!です。

妊娠線予防3.腹帯やガードル、骨盤ベルトを使う

腹帯やガードルなどで適度にお腹を支えることも、皮膚への負担を減らしてくれます。

妊娠でお腹が大きくなってくると、腰痛や恥骨痛が出てくる妊婦さんも多いです。

妊娠線の予防にもなるし、腰痛や恥骨痛も緩和されて、一石二鳥(三鳥?)ですね。

→妊婦さんにおすすめの骨盤ベルト

いつから妊娠線予防のケアを始める?

妊娠・出産の本などには、「妊娠4カ月位の、少しお腹の膨らみが目立ってきたころから始める」と書いてあるものが多いです。

しかし、出来れば早い時期からケアを始めることをおすすめします。

上にも書いたように、妊娠線の予防には「保湿」が大切なので、早い段階から「潤いのあるしっとりしたお肌」に保っておくほうがいいでしょう。

特に、アトピー性皮膚炎の方はお肌が乾燥しがちで、「妊娠線ができやすいタイプ」と言われています。

実は私もアトピーです。
(>_<)

保湿、がんばりましょう!

妊娠線予防のクリームの塗り方

妊娠後期(妊娠8~10ヵ月)は、急激にお腹が大きくなります。この時期に妊娠線ができていることに気づく人も多いようです。

  • おへその中心に放射状にできる人
  • 下腹にできる人

とに大きく分かれます。

おへその中心に出来る場合は割と気が付きやすいのですが、下腹に出来る妊娠線は、おなかが大きくなっているのでなかなかに妊娠線ができていることに気が付きにくい場所です。

大きくなったお腹にクリームを塗るのはけっこう難しいものです。鏡を見ながら塗ったり、時々パパに塗ってもらうのもいいでしょう。

バスト、おしりは、下から上へ引き上げるようにクリームを塗ります。

二の腕の裏側、太ももの裏側も、自分からは目に入らない部分なので、妊娠線ができていることに気づきにくい箇所です。こちらもしっかり保湿しましょう。

まとめ

妊娠線は、一度出来たら消すのが大変!

ケアしているつもりでも、お腹が急激に大きくなる後期になって、初めて妊娠線ができていることに気づく人も多いようです。

  • 早めにケアを始めること
  • 丁寧にケアをすること

が大切です。