妊婦さんの便秘の解消に白湯がいいのはご存知ですか。
しかも白湯は便秘だけでなく、妊婦さんの体にいいことがたくさんあるんです!
でも、白湯の作り方・飲み方を間違えると、逆効果になっちゃうことも
(>_<)
- 白湯って水を温めるだけじゃダメなの?
- 一日どのぐらい白湯を飲めば適量?
- むくみがある妊婦さんは白湯を飲まない方がいい?
などについてご紹介します。
どうして白湯が便秘解消にいいの?
朝、コップ一杯のお水を飲むと便秘にいいって聞いたことがありませんか?
それは、朝の胃になにも入っていない状態でお水を飲むことでダイレクトに腸に水分が届き、腸を活性化させるからです。
ですが、お水は冷たいので腸に負担がかかります。そこで、暖かい白湯を飲むことで腸に負担なく活性化させることができます。
また、白湯には、
- 胃腸に優しい
- 冷え性の解消
- 代謝が上がる
- むくみの解消
- デトックス効果
- 血行が良くなる
などの効果があり、その相乗効果で便秘の解消につながります。
白湯の温度は何度ぐらい?
白湯の温度は、人肌より暖かく感じる50度ぐらいがちょうどいいとされています。
熱すぎたり冷たすぎたりすると妊婦さんの体に負担がかかるので、「暖かい温度」と思っておくと大丈夫です。
50度の目安ですが、マグカップに入れて、マグカップの表面がちょっと熱いかな?というぐらいが50度になります。
白湯の正しい作り方
白湯の作り方は、ただ水道水を沸騰させて冷ますだけだとダメなんです!
水道水から白湯を作る場合、沸騰させる時間がポイント!
まず、やかんや鍋に水を入れ、沸騰したら蓋を取ります。沸騰が続く位まで火を弱めて、10分以上を沸騰させます。なぜ10分以上沸騰させるのかというと、
- 水道水の中にある塩素を除去するため
- トリハロメタンを取り除くため
という2つの理由があります。
水道水を温めると、塩素と水道水の中の有機物が化学反応を起こして、トリハロメタンというガンを引き起こす有害物質が発生します。
このトリハロメタンは、沸騰後5分ぐらいがピークになり10分ぐらいに経つとトリハロメタンも揮発して少なくなっていきます。
なので、一番ダメなパターンが沸騰後5分ぐらいで火を止めること。
10分って結構長いんですよね。
毎回、白湯を作るのは大変なので、ミネラルウォーターやウォーターサーバーだと、簡単に白湯が作れます。
ミネラルウォーターやウォーターサーバーの場合は、塩素やトリハロメタンを除去する必要がないので、沸騰させる必要はなく50度位になったところで火からおろして飲んで大丈夫です。
ウオーターサーバーだとお湯の状態で出てくるので、さらに楽ですね。
1日に白湯を飲む量は?
1日に白湯を飲む目安は、800 ml位です。
一気に量を飲むのではなく回数を多く少しずつ飲むのが効果が高いと言われています。1日に数回、100~200mlずつ分けて取りましょう。
1 ℓ以上飲むと胃に負担がかかったりむくみの原因になるとも言われています。
1日3回、朝昼晩飲みましょう
朝は朝食を食べる前に飲みましょう。朝、白湯を飲むことで、内臓をゆっくりと活性化させることができます。
体も温まるので、冷え性の妊婦さんにもおすすめ。
白湯は一気に飲んじゃダメ
白湯を飲むときは、ちびちびと10分ぐらいの時間をかけて飲むようにしましょう。
むくんでいる妊婦さんは白湯は飲んでいいの?
妊婦さんはむくみがちですよね。
「ただでさえむくんでいるときに、さらに水分を取っていいの?」
と心配になるかもしれませんが、白湯はむくみの原因となっている体内の水分を、体外に出しやすくしてくれます。
もちろん、白湯がむくみに水分排出に効果があるといっても、飲み過ぎてしまうと、代謝が悪くなってむくみがひどくなることもあります。
適量を守りつつ、1日数回に分けて白湯を飲んでくださいね。
まとめ
妊娠中に便秘になっても、できるだけ薬は飲みたくないですよね。
白湯は気軽に試せるし、飲みすぎない限り副作用等もないので安心して飲めます。
(*´▽`*)
さらに白湯には、むくみ解消、デトックスなど、嬉しい効果もあるので、「体にいいお水」をたくさん取ってくださいね。