赤ちゃんのミルクに関する悩みは、育児の中で多いものの一つです。
「ミルクは3時間おきにあげましょう」と育児書には書いてありますが、なかなかそう簡単にはいかないことも多いです。
- たくさん飲んだかと思うと次はちょっと…。ミルクも勿体ない。
- 3時間経ってないけど、泣くからミルクをあげてもいい?
- 飲ませた後に、はいたらどうするの?
といった疑問もでてきますよね。
一回の量よりも、1日のトータル量で考える
1回のミルクを飲む量にバラツキがあっても、一日の合計量がいつもと同じぐらいであれば問題ありません。
また、「今日はあまり飲まなかったな」という場合、次の日に通常と同じように飲んでいれば大丈夫です。
2~3日のスパンで、ミルクを飲む量を見ていきましょう。
赤ちゃんは、ミルクを飲む量も個人差があります
ミルクを飲む量は個人差が大きく、一度にたくさん飲む子もいれば、少ししか飲めない子もいます。
活発に動く赤ちゃん、ゆったりと寝ている赤ちゃんなど、赤ちゃんのタイプによっても異なります。
また体重の増え方もその子なりの増え方というものがあります。平均調乳量を飲まないのに、平均体重より大きい赤ちゃんもいます。
それぞれのペースやパターンがありますから、「他の子は…」「皆は…」とあまり気にしないようにしましょう。
私達おとなが、日によって(または時間帯によって)食べる量差があるように、赤ちゃんといえども、たくさん飲みたいときと、そうでもないときがあるのです。
欲しがる時は飲ませて、あまり飲まないときは無理強いしないように注意しましょう。
また、月齢が小さいうちは、ミルクの量や間隔は定まりにくいです。
ミルクを吐いたらまた飲ませる?
ちゃんとゲップを出したのに、またミルクを吐いてしうことってありますよね。
2ヶ月ごろまではの無料の調整がうまくいかず、口の端から吐いてしまうことがあります。
少し吐いたぐらいでは、追加でミルクをあげなくて大丈夫です。赤ちゃんがお腹がすいて泣くようであれば、補充しましょう。
ミルクを飲ませた後にゲップが出ないときは、顔を横にして寝かせてください。
泣いたら飲ませてもOK?
ミルクは、なるべく3時間あけた方がいいと言われます。
ミルクは腹持ちが良いので、ちょこちょこ赤ちゃんに飲ませてしまうと、胃に負担がかかるからです。
母乳だと「泣いたらおっぱい」でOKなのに、ミルク育児だとそれが出来ないので大変ですね。
泣いたらあげるじゃなくて、時間になったらあげるをやっていると1日のリズムが早くつくようになります。
赤ちゃんが泣くときは、おなかが空いただけでなく、ただかまってほしかったり、抱っこしてほしかったり、ということもあるので、まずは、
- オムツ
- 温度
- 抱っこ
- おもちゃなどで遊ぶ
を試して、それでも泣き止まないならミルクあげましょう。
そのようにしていると、しだいに3時間空くようになってきます。
また、前回より時間が開いたら多め、3時間経ってなかったらちょっと少なめと、ミルクの1日のトータル量を調整していきましょう。
生活リズムを整えることも大事
リズム作りで大切なのは、朝の起床です。遅くとも8時までには起こしましょう。
- 朝はカーテンをあけて太陽の明かりを部屋に入れる
- 夜は暗い状態にする
ということをし、昼夜の区別がついていくようにしましょう。
そうすることで、赤ちゃんの生活リズムができてきて、ミルクの間隔も一定になってきます。
まとめ
ミルクを飲まなくても、飲み過ぎても心配になってしまいますが、成長曲線の範囲内であれば「個人差がある」とおおらかに考えて大丈夫です。
毎回同じぐらいの分量を飲んでくれれば、飲み残しが発生しないからママとしては経済的に嬉しいんですけどね(笑)
ミルクの飲み残しは勿体ないですが、菌が発生しやすいので諦めて捨てましょう(T_T)